就職情報サイトを運営する学情(東京都千代田区)は12月20日、「入社式・新入社員研修」に関するアンケート調査の結果を発表した。2022年入社の新社会人の72.5%が、入社式を「リアル」で開催することを希望していることが分かった。
入社式は「リアル」「オンライン」のどちらを希望するか尋ねると、「リアル」が42.0%、「どちらかといえばリアル」が30.5%、「どちらともいえない」が11.4%、「どちらかといえばオンライン」が10.2%、「オンライン」が5.9%という結果に。
調査対象者からは、「同期との親交を深めたい」「会社の雰囲気を肌で感じることで、業務にも慣れやすくなると思う」「上司や先輩に直接会いたい。話し方や人柄、雰囲気など直接会うことで感じ取ることができると思う」「面接が全てオンラインだったので、画面越しでしか社員と会っていない。直接話したい」「内定式もオンラインだったので、まだ同期と一度も会ったことがない」「オンラインだと、社会人になったという自覚を持ちにくそう」といった声が寄せられた。
新入社員研修については、「リアル」を希望する新社会人が76.8%だった。「オンライン」による実施を希望する人は10%強にとどまった。新社会人からは「リアルのほうが質問をしやすい」「一緒に研修を乗り越えることで、同期のつながりができる」「実際に見て、実際に経験したほうが、早く仕事を覚えられる」といった声が聞かれた。
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