学生が「成長できそう」と思う企業の特長 2位は「若手に積極的に仕事を任せる」、1位は？：学情調べ

[ITmedia]

　新卒採用サイトなどを運営する学情は1月6日、「仕事における自身の成長」をテーマに実施した調査結果を発表した。

学生の考えは？（画像はイメージ、提供：ゲッティイメージズ）

　同社は調査をした背景について「終身雇用を前提とせず自身でキャリアを築くことが必要となったり、ジョブ型雇用が拡大し専門性が重視されたりするなど、『スキルを磨き、能力を高めていくこと』が、これまで以上に求められている」ことを挙げる。

　就職活動において「自分自身が成長できそうか」を重視するか尋ねると、「重視する」が51.9％、「どちらかといえば重視する」が34.6％という結果に。調査対象者からは「自分自身が成長することで、企業に貢献できると思う」「成長を実感できることが、働く上でのモチベーションになると思う」「人生100年時代といわれるので、転職することもあるかもしれない。成長を続けることが必要だと思う」「終身雇用や年功序列が当たり前でなくなっているので、市場価値を高めていきたい」「ジョブ型雇用も増えているので、専門性を磨くことが大切だと思う」といったコメントが寄せられた。

　同社はこの結果について「『専門性を高めること』や『成長を続け市場価値を上げること』を意識する学生が多いと考えられる」と分析した。

就職活動において「自分自身が成長できそうか」を重視するか（出所：リリース、以下同）

　「成長できそう」と思う企業の特長を尋ねると、1位が「仕事を通してスキルを身に付ける機会がある」（59.5％）、2位が「若手に積極的に仕事を任せる」（52.2％）、3位が「新規事業にも挑戦している」（48.3％）だった。

「成長できそう」と思う企業の特長

　今回の調査は、新卒採用サイト「あさがくナビ2023」への来訪者を対象に、2021年12月6〜10日に実施。有効回答数は462人。