「DAZN」を月額1100円で利用可能に KDDIが新セットプラン続々発表 ドコモに対抗か2月下旬以降提供開始(2/2 ページ)

» 2022年01月26日 18時11分 公開
[樋口隆充ITmedia]
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2750円追加でDAZNなどサブスク7サービス利用も

 その他、KDDIは同日、サブスクサービスを盛り込んだ使い放題プラン「使い放題MAX 5G ALL STARパック」のプラン内容の変更を発表した。これまでの「Netflix」(ベーシックプラン)、「Apple Music」「YouTube Premium」「TELASA」に、「DAZN」「GeForce NOW」「Amazon Prime Video」の3サービスを追加する。同プランの料金は据え置きとし、2月下旬以降に提供を始める。

photo コンテンツを追加し、計7サービスを提供

 「使い放題MAX 5G/4G」(各割引前で月額7238円)に2750円追加で、7サービスを利用できるようにする。家族割などと併用すると、最安値で料金は7678円になる。同社によると、計9248円相当(各サービスを単独契約した場合)のサービスを受けられるという。単純計算で6548円分、お得だ。

 コロナ禍による巣ごもり需要を受けたサブスクサービスの利用増加を背景に、提供を決めた。提供コンテンツを拡充し、新規ユーザーの獲得を狙う。

photo 「使い放題MAX 5G ALL STARパック」の料金

 同プランについても「使い放題MAX 5G/4G DAZNパック」と同様に「可能な限り、この料金プランで提供したい」としている。

 DAZNに関しては運営元のDAZN Japan Investment(東京都港区)が2月22日以降、月額1925円から3000円に値上げすることを発表。ユーザーからは困惑の声が広がる一方、「DAZN for docomo」は値上げ対象外となり、歓喜の声がTwitterで続出している。ドコモは価格を据え置いた理由を「営業戦略上のことなので答えられない」とコメントしている。

 DAZNを巡って、各ユーザーが一喜一憂する中、ソフトバンク、楽天モバイルがどう対応するか、注目となりそうだ。

photo DAZN運営元のオフィス(出典:Jリーグ公式Webサイト)
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