レオパレス21は、鍵を持ち歩かずにスマートフォンなどで玄関扉の解錠ができる「スマートロック」を同社が管理する賃貸物件44万戸を対象に、6月より導入する。内見の際や入居契約後に、鍵を受け取るための来店が不要となり、感染症対策に有効な非対面化も実現する。
導入するスマートロックは、スマーフォン専用アプリやICカード、テンキーでの暗証番号入力など複数の認証手段で玄関扉の解錠を可能とするもの。また、室内にスマートフォンを置いたままオートロックで閉め出されてしまうインロックなどのトラブル時には、ICカードなどセカンドキーや暗証番号により対応する。
入居者不在時には、時間制限のある「ワンタイムチケット」や「ワンタイムパスコード」を訪問した家族や友人に付与することにより、スマートフォン専用アプリや暗証番号による解錠や入室も可能となる。オートロック機能に加え、施解錠履歴の管理機能も備えている。
他にも空室時の内見などの場合、スマートフォン専用アプリを通し「ワンタイムチケット」を発行することで一時的な解錠が可能になる。営業スタッフの同行なく、完全非対面かつ鍵の貸出しの手間を省くことが可能となる。
同社は今後も、不動産とITを融合した「不動産テック」を推進し、入居者の利便性向上や賃貸管理物件の価値向上を図っていくとしている。
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