自分の「実感年齢」を尋ねたところ、20〜30代は実感年齢が実年齢を上回っていると回答した。37歳で実年齢と実感年齢の関係が逆転し、40代以降は実年齢が実感年齢を上回るという結果になった。
「デジタルとの関わり」をテーマに、「同世代と比べて自分はデジタルに詳しいと思う」「スマートフォンを使いこなしている」「SNS(Twitter・Facebook・Instagramなど)を使いこなしている」かどうか質問した。
実感年齢を実年齢より若く答えた人は、高く答えた人に比べ、「デジタルに詳しい」「スマホ、SNSを使いこなせている」と回答した割合が10%以上高かった。実感年齢が若い人はデジタルリテラシーが高く、活発に活動し、その必需品としてデジタルアイテムを使用していると推測される。
京都橘大学健康科学部の兒玉隆之教授は、「『実感年齢』を若く回答した人は、生活満足度の高さと関連性をもつという結果が浮かび上がった。ココロとカラダが共に充実していることが生活満足度を高め、『実感年齢』を若く保つことにつながるのではないか。人生100年時代において、実年齢に縛られずに『実感年齢』を若く保つことは、自分自身をきちんと理解できる力そのものであり、イキイキとした毎日につながるのではないかと思う」とコメントした。
今回の調査は、全国の20〜79歳の男女を対象にインターネットで実施した。期間は2021年12月10〜15日、有効回答数は1万894人。
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