無人なのに高級コーヒーが飲める AIカフェロボット「root C」の革新性:1杯450円(5/5 ページ)
「root C」は、1月17日から大阪市浪速区のなんばスカイオでもサービス提供を開始した。同ステーションは、なんばスカイオのオフィス就業者のみ利用可能だ。現在、さまざまな企業から設置希望が届いており、1月中に埼玉県内の運用開始が決まっているとのこと。今後は、渋谷方面を中心とした都心、副都心から設置数を伸ばしたいと考えているという。
「root C」の設置拡大と同時に、この技術をベースにした非接触サービスの支援拡大の意向も。飲食店や小売店における完全非対面での商品提供、あるいは調理場を無人化するための「調理ロボット」などの開発依頼があり、さまざまな業界やシーンで非接触の需要が高まっていることを感じているそうだ。
「現状は小売・飲食業界との取り引きが多いのですが、注力していきたいのは、普遍的でありながらデジタル化が進んでいない、建設、介護、医療、運輸といった業界です。これらの業界では、ITに置き換えられるようなことも人が手を動かしている状態。ITを駆使して省人化することにより、人が提供することで付加価値を最大化できるような仕事を人が担えるよう人員の再配置をしたいと考えています」(中尾氏)
写真提供:ニューイノベーションズ
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