イトーキが、新ブランド「ITOKI HOME」を立ち上げた。オフィス家具で培ったノウハウを生かし「暮らしに寄り添い、日々の生活をアップデートする」をコンセプトに、スツールやガス圧式昇降デスク、ゲーミングチェアなどを展開。在宅需要の取り込みを図る。
生活スタイルが大きく変わる中、同社では、オフィス家具で培ったノウハウを生かし、家で使う家具に求められるサイズ、色、風合いなどの要素を融和した「家ではたらく」ための家具を拡充してきた。新ブランドでは、家具だけにとらわれないさまざまなアイテムを展開するとしている。
また、今年で発売から60周年となる「イトーキ学習デスク」も同ブランドに組み入れ、「家でまなぶ」「家ではたらく」家具の拡充を図る。
展開する商品は、高さ調節によって伸縮する張地と座面が傾くチルティング機構を取り入れたスツール「bere(ベレー)」や、全体の色を1色に統一し、インテリアとの調和を目指したチェア「onetone(ワントーン)」。
そのほか、テレワーク・在宅勤務で、ON(仕事)とOFF(生活)の切り替えがしやすい家具「onoff(オノフ)」、ガス圧式昇降デスク「SALIDA(サリダ)」、ゲーミングチェアの特徴とデザイン性を併せ持つ「X FOCUS CHAIR(クロスフォーカスチェア)」などを用意した。
onoffは折りたためるテレワーク用デスク。広げると、仕切り付きのテレワークスペースを作れる仕様とし、テレワーク中でも家族の様子が確認できる高さとした。価格は8万9900円から。
「X FOCUS CHAIR(クロスフォーカスチェア)」は、長時間座っていても疲れにくいゲーミングチェアの特徴と自宅のインテリアに溶け込むデザイン性を融合させた商品。首や腰を支えるネックサポートやランバーサポート機能を備えたほか、ソファーに使用するファブリックを採用し、デザイン性にもこだわった。価格は税込で3万9900円。
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