JTBは2月1日、トヨタ自動車、トヨタ紡織、NTTドコモと共同で、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)において5G、XR、AIを活用した「新しい移動体験」の実証実験を行うと発表した。期間は2月10〜16日。
同実証では、広島県の鞆の浦の観光ガイドと、トヨタ自動車が開発した車室空間コンセプトカー「SQUAL」(スクォール)をつなぎ、相互通信を活用したリアルタイムでのオンラインツアーを提供する。SQUALは、車室内の透明ディスプレイなどに風景映像などを映し、実際にその場所を走行しているような体験ができるコンセプトカーだ。
また、コンセプトカード「MOOX(ムークス) on FCバス」では、立体音響やXR技術により、複数人が同じインタラクティブなコンテンツを体験しながら移動する実証を行う。
今後も、JTBの蓄積する観光データなどと、移動の空間と時間を有効活用し、乗車する人々に周辺や遠方の地域の魅力を届けることで新しい観光ルートの提案や回遊性向上、人流創出に取り組むとしている。
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