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企業から謝罪される際に「もらいたい」もの 2位は「現金」、1位は?(1/2 ページ)

» 2022年02月09日 09時22分 公開

 「QUOカード」を発行するクオカード(東京都中央区)は、お客(個人)へ謝罪経験のあるビジネスパーソンと、企業から謝罪された経験がある一般消費者を対象に、「謝罪に関する実態調査」を実施した。回答者全体に「世の中的にお客(個人)に謝罪をしている企業が増えていると感じるか」と聞いたところ、83.8%が「謝罪している企業が増えていると感じている」と回答した。

クオカードは、「謝罪に関する実態調査」を実施した(画像はイメージ)

 謝罪経験のあるビジネスパーソンに、直近10年間で会社から謝罪をする回数が増えたと感じるか尋ねた。すると、71.5%が「増えている」と答えた。近年、企業による謝罪機会は増加傾向にあるようだ。

謝罪経験のあるビジネスパーソンに聞いた、直近10年間で会社から客に謝罪をする回数が増えたと感じるか(出所:リリース、以下同)

 企業から謝罪を受けたことがある消費者に、謝罪を受けた理由を聞いた。圧倒的な1位は「個人情報の漏えい」(83.5%)だった。2位は「オンライン上サービスの不具合/停止」「商品/サービスの欠損・不具合(オンライン以外)」(7.0%)だった。

企業から謝罪を受けた理由は何?

企業からの謝罪時に何を受け取りたい?

 企業から謝罪を受けたことがある消費者に、企業からの謝罪時に何を受け取りたいか尋ねた。1位は「金券(他社商品券・デジタルギフトなど)」(61.5%)、2位は「現金」(35.5%)、3位は「金券(自社商品券・自社クーポンなど)」(34.5%)だった。

企業からの謝罪時に何を受け取りたいか、実際に企業から贈ったものは何か

 謝罪時に品物や現金・金券などを贈った経験があるビジネスパーソンに、実際に贈ったものを尋ねた。1位は「他社商品(手土産、贈答品など)」(39.4%)、2位は「金券(自社商品券・自社クーポンなど)」(36.4%)、3位は「自社商品」(33.3%)だった。同社は「消費者が求める品と企業の対応にはギャップがある」と指摘する。

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