営業管理職の5割近くはExcelを利用しているが、そのうち8割はExcel管理に課題を認識している──ハンモック(東京都新宿区)が行った営業管理職に対する調査で、このような結果が判明した。
営業に関するデータの管理方法で、最も多かったのは「Excel」で47.8%。次いで「その他管理ソフト・ツール」が24.2%、「SFAツール(営業支援ツール)」は14.2%、スプレッドシートは3.9%だった。
Excelもしくはスプレッドシートと回答した人に複数回答で管理内容を聞いたところ、「目標管理」が71.9%、「営業報告の管理」が55.0%を占めた。
一方で、Excelやスプレッドシートを利用する際の課題については「複数人で利用しづらい」(36.2%)や「最新版がどこにあるか分からない」(26.2%)などの選択肢に票が集まった。また、自由記述では「一元化した情報共有ができていない」や「長期蓄積しづらい」などの声が挙がった。
営業に関するデータの管理方法で「SFAツール」以外の回答を選んだ人にSFAツール導入の検討状況について聞いたところ、「検討していない」が24.4%と、「検討している」(11.3%)「やや検討している」(16.5%)を上回った。DX推進の必要性が高まる一方で、Excelやスプレッドシートでの営業管理を続けており、SFAツール導入の予定もない企業が多いことが伺える。
調査は2022年2月3〜5日、従業員数100人以上の企業の営業管理職に対し、同社がインターネットで実施。310件の有効回答を得た。
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