コクヨ、”水も入れられる”ダンボール箱を発売 耐水・保冷・防湿の高機能を訴求

» 2022年02月17日 15時40分 公開

 コクヨが運営する東京・千駄ヶ谷のショップ&カフェ「THINK OF THINGS」が、水も入れられるハイスペックなダンボール箱「CARTON 2.0」の販売を開始した。耐水や保冷、防湿に優れていることから、書類や服の保管、食品の保冷などさまざまなシーンで役立つアイテムとして訴求する。

ダンボール箱 水も容れられるほどハイスペックなダンボール箱 ”CARTON 2.0” (出所:プレスリリース、以下同)

 「CARTON 2.0」は、1980年に日本で初めて機能性ダンボールを開発したアイザックと、コクヨ THINK OF THINGSのコラボレーション商品。水産品や冷蔵品を運ぶために使用されている特殊なダンボールを用いており、日常生活の中で使いやすいサイズとした。

ダンボール箱 書類や服の収納、ランドリーボックスなどあらゆるシーンで活用できる

 ダンボール原紙には、PETアルミ蒸着フィルムがラミネートされたアイザック製の「クールダン」を採用。フィルムの特性と断面の空気層を活かし、ダンボールに「保冷効果」「耐水効果」「防湿効果」を持たせている。さらに、廃棄時には焼却処理が可能でダイオキシンも発生しないという。

 箱を作るときは、一切接着を必要としない。ボディとフタそれぞれ1枚のダンボールを折り込むことで完成できる仕様とした。隙間がなく、水を入れても漏れない構造となっている。

ダンボール箱 保冷、耐水、防湿効果のあるダンボール原紙
ダンボール箱 接着不要で作ることができる

 また、ボディの上部に深めの折り返しを作り、フタと合わさることで、穴がなくても箱をつかんで持ち上げられるようにした。短辺の面はボディとフタの長方形だけが見えるシンプルな構成とし、シルバーの鏡面にダンボールの目方向も横目に合わせたことで、横に並べて見栄えのいいデザインとなっている。

ダンボール箱 折り込みの構造からできた、側面の斜めのラインが特徴
ダンボール箱 横に並べてもスッキリとしたデザイン

 サイズは、長さ415ミリ・幅368ミリ・深さ252ミリ (内寸376ミリ・335ミリ・245ミリ)で、価格は2900円。THINK OF THINGS店舗とオンラインショップで販売している。

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