学情(東京都千代田区)は、企業の採用担当者を対象に「2023年の新卒採用の人数」に関するインターネットアンケートを実施した。「増やす」と回答した企業は22年より12.3ポイント増加し、24.1%に上った。
非製造業で採用を「増やす」と回答した割合が最も大きかったのは「旅行・ホテル・レジャー・フードサービス」(40.0%)。JTBやJAL(日本航空)が新卒採用の再開を発表するなど、アフターコロナの需要回復を見込んで採用再開・採用強化の動きが出始めている。
採用数を増やす理由は「業務拡大のため」が29.5%で最多。次いで「(年齢など)人員構成適正化」(20.6%)、「中・長期経営計画に基づき」(19.8%)となった。
23年の新卒採用数について最も回答が多かったのは「前年並」の58.0%だった。一方で「減らす」とした企業は4.0%にとどまり、前年よりも7.2ポイント減少している。
調査は、1月5〜31日にインターネット上で実施した。調査対象は全国の企業採用担当者で、有効回答数は2057社。
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