ホテルニューオータニ(東京都千代田区)は、長期滞在者向けの新サービス「ホテルニューオータニ サービスアパートメント」を開業する。客室の改装や専用フロアの増設を実施し、高まり続ける長期滞在のニーズに対応する。
同ホテルは、コロナ禍で遠出が叶わない人や、政府や東京都が推進するテレワークやワーケーションへの支援事業として、2020年夏から長期連泊プランを提供してきた。21年には2連泊以上の利用がコロナ前と比べ約5倍に上ったという。
セカンドハウスやテレワーク、長期出張といった生活とビジネスの拠点のほか、自宅のリノベーションや転居前の仮住まい、通院や子どもの受験期間中の滞在など、それぞれのニーズに合わせて利用可能とした。賃貸住宅とは異なり、手続きや審査、手数料などが不要である上、滞在に必要な最低限の設備が整っていることも特徴としている。
部屋は、6泊から利用できるガーデンタワースタンダードルームやデラックスルーム、スイートなどを用意。日本文化ならではの内装・室内空間に仕上げ、ヒノキ風呂やキッチンなど完備した「新江戸レジデンス」も用意した。また、長期滞在者向けに専用フロアを用意し、洗濯脱水乾燥機や電子レンジ、トースターなど、生活に最低限必要な設備を完備した。
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