消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
国内の遊び・体験プログラム予約サイト「アソビュー!」を運営するアソビュー(東京都渋谷区)が、会員4451人を対象に、スキー・スノーボードに関する調査を実施した。その結果、雪が降る地方と降らない地方で、ウィンタースポーツに対する親和性の結果に大きく差が出ることが分かった。
まず、スキー・スノーボードをするか聞いたところ、関東では12.9%が「する」と回答した一方で、「以前していたが今はしていない」が55.9%、「ほとんどしたことがない」が31.3%と、「今はしていない」人が半数以上にのぼった。
雪が多く降る北陸・甲信では「する」が89.8%、九州・沖縄では、生涯でスキー・スノーボードを「ほとんどしたことがない」が61.4%となった。
「する」と回答した人の中で、スキーとスノーボードの割合を見てみると、「スキー」が48.2%、「スノーボード」が22.2%、「スキーもスノーボードもする」が13.3%だった。スノーボード人口よりもスキー人口の方が多いことが分かる。
スキー・スノーボードを始めたタイミングを尋ねた。その結果、「大人になってから」(31.0%)が最多で、次いで「子どもの時から」(30.4%)、「学生の頃から」(29.9%)と続いた。「親になってから」(8.7%)という回答も集まり、子どもと一緒に始める親も多くいることが見てとれる。
スキー・スノーボードをするシーンを聞いたところ「冬を感じられる遊びとして」(27.0%)、「趣味として」(23.8%)、「スポーツとして」(19.3%)という結果となった。子を持つ親からは「子どもにさせておきたい経験として」(9.5%)という意見も寄せられた。
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