稲川社長は以前、ITmedia ビジネスオンラインの取材に「人数が増えたことによって、よく言われる組織における『50人の壁』があると感じています」と明かした(関連記事を参照)。
50人未満だと社長の見える範囲で全メンバーが動くので、マネジメントの仕組みを気にする必要はない。だが、50人を超えたタイミングで、1人1人の動きが細かく見えなくなるのだ。そこで、現在は各専門分野をグループに分けて、グループリーダーに権限を委譲したという。それが会社全体のチーム力を上げる秘密なのだ。
このようにグループ分けをしてそのリーダーに権限を委譲した仕組みの変化に加えて、メンバー間の信頼感の醸成が心理的安全性を生み、ISTの良き循環につながっているのではないだろうか。
ISTのチームの作り方から、経営者が参考にできることは少なくないはずだ。
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