冷凍食品に期待することを尋ねた。1位は「料理すると面倒なメニューの商品」(34.3%)だった。2位は僅差で「バランスのとれた栄養」(34.2%)、3位は「高品質」(26.2%)であった。
2位の「バランスのとれた栄養」(34.2%)と、6位の「高い栄養」(14.0%)を比べると、栄養面では栄養価の高さよりバランスが重視されていることが分かった。また、4位の「容器の廃棄でゴミが少ない」(25.1%)など、SDGsに関係した項目も高かった。
この1年間で冷凍食品の利用が「増えた」と答えた183人に、冷凍食品の利用で生活スタイルが変わった点を聞いた。最も多かったのは「保存がきく冷凍食品を購入することで買い物の回数が減った」(35.0%)、次いで「外食で食べるメニューが食卓で食べられるようになった」(30.1%)と、購買行動と喫食行動の変化が聞かれた。
また、12.0%が答えた「冷凍食品を保存しやすい冷蔵庫に買い替えた」や、9.8%の「冷凍食品を保存するためセカンド冷凍庫を買った」など、家電製品の需要にまで影響が及んでいた。
一方で意識の面では、冷凍食品を利用することで手抜き感が「増えた」(24.6%)と答えた割合が「減った」(14.2%)を10ポイントも上回る結果となり、冷凍食品を利用することに「後ろめたさ」を感じている傾向がうかがえた。
今回の調査は、20〜60代の男女モニター会員を対象に、インターネットで実施した。調査日は2月17日、有効回答数は798人。
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