産業別に倒産の件数を見ると、10産業のうち「建設業」「小売業」「情報通信業」「サービス業他」の4産業が前年同月を上回っていた。
最も件数が多かったのは建設業の10件(前年同月比42.8%増、構成比34.4%)で、2年ぶりに前年同月を上回った。なおサービス業他が8件(前年同月比300.0%増)は2年ぶり、小売業7件(同250.0%増)は3年ぶり、情報通信業1件(前年同月0件)は4年ぶりに、それぞれ前年同月を上回った。
一方、卸売業2件(前年同月比33.3%減)は2年連続、不動産業1件(同75.0%減)は2年ぶりに、それぞれ前年同月を下回った。また農・林・漁・鉱業は2年連続、製造業は9年ぶり、運輸業は4年ぶりに0件だった。
業種別に倒産の件数を見ると、前年同月0件だった飲食料品小売業が4件、織物・衣服・身の回り品小売業が2件、建築材料、鉱物・金属材料等卸売業が1件だった。また美容業とフィットネスクラブ(共に0件から1件)含む生活関連サービス業,娯楽業が2件(前年同月0件)、建築設計業(0件から2件)を含む学術研究,専門・技術サービス業が3件(同1件)などで、前年同月を上回った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング