マイナビは、大学スポーツ協会(UNIVAS、東京都千代田区)と共同で「運動部学生の就職に関する意識調査」を実施した。運動部学生に対し、運動部の活動を通じて身に付いた強みを聞いたところ、1位は「礼儀・あいさつ」(81.0%)だった。
2位は「コミュニケーション能力」(68.9%)、3位は「上下関係の理解」(67.7%)、4位は「チームワーク」(62.4%)、5位は「体力」(62.2%)だった。同社は「異なる年代・年齢で構成された競技チームにおいて、コミュニケーション方法や振る舞いを身に付けている様子が見てとれる」とコメントした。
就職活動経験者・予定者に対し、就職活動に対する不安を尋ねた。最も多かったのは、「就職できるかどうか」(70.3%)、次いで「学業や部活動と両立できるかどうか」(33.9%)、「スケジュールが過密になり大変になりそう」(26.5%)だった。
運動部学生の競技活動シーズンは、「4〜6月」の割合が97%以上だった。新卒採用広報が解禁となる3月から選考開始の6月と重なっている。そのため、同社は「限られた時間の中で運動部の活動と並行して就職活動を行うため、スケジュールの調整や部活動との両立に不安を抱えている運動部学生が多いようだ」とコメントした。
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