「スマホゲーム」と「カップアイス」、一見すると親和性がないように思えるが、今回の施策はなぜ成功したのか。両社はその要因として3つのポイントをあげる。
今回のキャンペーン最大の特徴は何といってもパッケージデザインの多さだ。モンストのキャラクターをデザインした外フタと内フタをそれぞれ24種類用意。全部で576通りの組み合わせを楽しめるようにした。
明治 エッセル スーパーカップではこれまでも、パッケージを活用したキャンペーンを実施してきたが、これほどの規模は今までになかったという。また、モンストにとっても、コラボパッケージ史上最大の組み合わせ数となった。
山本氏は「576通りを目指したというよりは、結果そこに行き着いたところがある」と振り返る。
「内フタには、何が出るか分からない“ガチャ要素”があると考えていました。モンストはデジタル上のスマホゲームですが、遊び要素やゲーム性をリアルでも体験できるようにしたいと考えていた時、出てきた種類が576通りの組みあわせでした」(山本氏)
また、576通りのラインアップは、ついつい集めたくなる“コンプリート欲”を刺激する効果もあった。
モンストには同種類のモンスターを集め、「ラック(運)」を上限値の99に到達させる「運極」というシステムがある。キャンペーンに参加した人の中には運極をまねて、特定のキャラクターが描かれたデザインだけを集める人もいたという。
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