日本能率協会が、ビジネスパーソン1000人を対象に「ビジネスマナーの意識に関する調査」を実施した。その結果、会議や商談中のスマートフォンの操作を気にする人が7割いることが分かった。
まず、仕事をスムーズに進めるうえでビジネスマナーは必要か尋ねたところ、「必要」「どちらかといえば必要」があわせて83.7%となった。
年代別では、多くの層で80%前後が「必要」と回答しているのに対し、20代男性では65.5%と顕著に低くなる傾向があった。日本能率教会は「親しい交友関係のなかで、ネットを中心としたコミュニケーションが多いことから、外部に対する意識が低下しているのでは」と推測している。
相手(社内外含む)のビジネスマナーで不快な思いをしたことがあるか尋ねた。その結果、48.3%が「不快な思いをしたことがある」と回答。具体的なマナーを聞いてみると、「言葉遣い・敬語の使い方」が54.7%で最多だった。次いで「話し方・聞き方」(51.3%)、「あいさつ」(41.4%)と続いた。日常のコミュニケーションに関するビジネスマナーが重要であると考える人が多いことが見てとれる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング