高校生が将来欲しいと思う車、「デザイン」「乗り心地の良さ」を抑えた1位は？：LINEリサーチ調べ（1/2 ページ）

[カワブチカズキ，ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。

　18歳から取得できる車の免許、高校生は将来的にどんな車に乗りたいと考えているのだろうか。LINEが運営するLINEリサーチが、全国の高校生を対象に「車の免許に関する意識調査」を実施した。その結果、将来欲しい自分の車の特徴は男女で異なることが分かった。

高校生が考える車の免許について調査

　調査では、69％が「将来、普通自動車の免許を取りたい」と回答した。「どちらかといえば取りたい」（20％）をあわせると、9割近くが車の免許を取りたいと考えていることが分かった。また、2％は「すでに車の免許を持っている」と答えた。

　「取りたい」と答えた割合は男子高生のほうが高く73％。特に高2男子は8割弱が「取りたい」と回答した。エリア別では、中部、中国、九州エリアで「取りたい」が75％前後と、他のエリアよりもやや高くなった。

将来、車の免許を取りたいと思うか？ （出所：プレスリリース、以下同）

　車の免許を取りたい理由は、「車でいろいろなところに行きたいから」が最も多く男子高生が60％、女子高生が67％だった。次いで、「運転ができないと、生活が不便だから」（男子：47％、女子：64％）、「運転をしてみたいから」（同47％、42％）と続いた。また、「身分証明書になるから」（同36％、40％）は、学年が上がるほど割合が高くなることが分かった。

　エリア別にみると、東北、中部エリアでは「運転ができないと、生活が不便だから」「仕事をするときに必要そうだから」の割合が他エリアに比べて高い傾向にあった。特に中部エリアは、「誰かを車に乗せたり、送り迎えをしたりしたいから」「まわりの人も取ると思うから（取っているから）」の割合も高くなった。

車の免許を取りたい（取った）理由は？

　「どちらかといえば取りたくない」「取りたくない」と答えた高校生に理由を聞いたところ、「交通事故／交通トラブルが怖いから」「運転するのが怖いから」が上位にランクインした。特に女子高生で高い傾向にあった。