ブシロードのグループ会社であるブシロードウェルビー(東京都中野区)は、5月18日にスポーツクラブ「ブシロードウェルビー東松原」を世田谷区松原にオープンする。ブシロードのIP( ゲームやアニメのタイトルやキャラクターなどの知的財産)を活用することによって、他のスポーツクラブとの差別化を図る狙い。ブシロードとしてはヘルスケア事業への本格参入となる。
同施設は、すでに先行入会受付を開始している。45台の最新マシンをはじめ、インストラクターによるレッスンだけでなく、約70種類以上のクラスから選べる映像レッスン「ラディカルバーチャル」を導入した。さらに25メートルプールや、男女浴室、サウナも備えている。
月会費は7590円からで、会員種別により異なる金額を設定した。6月30日までオープンキャンペーンを実施しており、入会金や5月と6月の月会費を無料とし、その後の月会費を10%引きとしている。
ブシロードは4月1日に、グループ会社である新日本プロレスリング、ブシロードファイト、ブシロードウェルビーの3社でスポーツ&ヘルスケア本部を設立した。ブシロードウェルビー東松原は、このスポーツ&ヘルスケア本部によるヘルスケア事業への本格進出の第一歩となる。「ココロ」「カラダ」「キズナ」をテーマとし、これから求められる健康・幸福な社会、自分らしくいきいきと活躍できる社会を実現していくという。
ブシロードウェルビーの大場隆志社長に、今回のビジネス的な狙いを聞いた。
「フィットネス事業だけでなく、今後は医療や介護と連動していくことが大切だと考えています。加えて今回は、新日本プロレスやスターダムと同じスポーツ&ヘルスケア本部という位置づけになりましたので、ブシロードが持っているIPを活用し、他のクラブでは実現できない相乗効果を出していきたい」
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