消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
学習管理アプリ「Studyplus」を提供するスタディプラス(東京都千代田区)は、大学選びに関するアンケートを実施した。大学選びで重視することを聞くと、都市圏在住と地方圏在住の高校生で違いが見られた。
全体でみると、大学選びで重視することの1位は「学びの内容」(88.1%)だった。回答者からは「目標としている職業が決まっているため、それに関連した内容を学びたいと考えている」などの意見が挙がった。
次いで2位は「ネームバリュー」(56.9%)、3位は「立地」(54.5%)という結果に。「ネームバリュー」と回答した人からは「有名な大学に入学すると就職する時に有利になると思ってるから」「就職などする際に学歴フィルターがある所だとやはりネームバリューは重要視すべき」という意見があった。
地域別でみると、「ネームバリュー」は三大都市を含む関東、中部、近畿で割合が高い傾向が見られた。中国・四国、九州では5割に満たなかった。
「学費・奨学金」は、北海道・東北、中国・四国、九州などの地方圏で割合が高かった。対して関東では全国平均を下回り、33.1%という結果に。
調査は4月21〜25日、学習管理アプリ「Studyplus」上で高校1〜3年生のユーザーを対象に実施した。有効回答数は1965人。
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