メッセージアプリWeChat(微信)を運営し、世界最大のゲーム企業でもある中国IT大手のテンセント(騰訊)は5月18日、2022年1-3月期の決算を発表した。
純利益(国際会計基準)は同51%減の234億元(約4500億円)。国際会計基準での最終減益は10四半期ぶり。
また、投資収益や無形資産の償却などを控除・調整した非国際会計基準では20年7-9月期に過去10年で初めて最終減益に陥ったのに続き、1-3月で3四半期連続の減益となった。
昨夏から続く中国政府のさまざまな規制が同社の収益を圧迫し、春先の新型コロナウイルスの流行が追い打ちをかけた。
ただ、試練が続く中でも、ゲーム事業は好転の兆しが見える。
中国政府の各種規制に加え、新型コロナウイルスの再流行により、国際会計基準で10四半期ぶりの最終減益となったテンセント。しかし、ゲーム事業には好転の兆しが見える(出典:テンセント)
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