会社に“働かないおじさん”がいますか? 20〜30代のビジネスパーソンに聞いたところ「いる」と答えたのは49.2%に対し、「いない」は50.8%であることが、識学の調査で分かった。
「働かないおじさんがいる」と答えた人に、働かないおじさんは仕事中に何をしているのかを聞いたところ「休憩が多い(タバコを吸っている、お菓子を食べているなど)」(49.4%)が最も多く、次いで「ボーっとしている」(47.7%)、「無駄話をしている」(47.3%)、「ネットサーフィンをしている」(35.3%)、「プライベート・趣味について調べている」(28.7%)、「寝ている」(18.7%)と続いた。
はたから見ると“仕事をしている”とは思えない様子が上位に。また、パソコンに向かって仕事をしているように振舞っているという回答も目立った。
働かないおじさんが仕事をしなくなってしまった原因を何だと思っている人が多いのだろうか。この質問に対し、「仕事への意欲がないから」(45.0%)がトップ。次いで「年功序列制度で成果を出さなくても給与が上がるから」(41.0%)、「仕事を任されないから」(26.3%)という結果に。
このほか、「解雇制度がない職場のため」「上司が業務管理をしていないから」といった回答もあった。この結果を受けて、識学は「働かない社員を生まないために、給与査定基準を設けるなど社員のやる気や意欲を引き出す仕組みが必要かもしれない」とコメントした。
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