消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
SheepDog(東京都品川区)が運営するITツール比較サイト「STRATE」は、結婚している20〜59歳の男性300人に「美容整形に関するアンケート」を実施した。妻やパートナーが美容整形をしたいと言ったらどう思うか聞いたところ、4割が容認すると答えた。
全国の20〜59歳の既婚男性を対象に、「美容整形に関するアンケート」を実施した(画像はイメージ)
回答で最も多かったのは「反対する、止める」で59%。次に多かったのは「妻やパートナーが自身の所得の範囲内でやる分にはいいと思う」が32%、「美容整形費用を自分が負担してもいいと思う」は9%と続いた。美容整形を容認する人が4割程度いることが分かった。
妻やパートナーが美容整形をしたいと言ったら?(出所:プレスリリース、以下同)
「いいと思う」と答えた割合を年代別でみると、最も多かったのは20代男性で48%、次いで40代男性が44%、50代男性は32%にだった。結婚している20代男性のおよそ半数が、妻やパートナーの美容整形に寛容な姿勢を示している様子がうかがえる。
妻が美容整形するのを容認すると回答した年代別の割合
一方、「反対する」と回答した割合を年代別で見ると、最も多かったのは50代男性で68%、次いで30代男性が60%、20代男性は52%だった。
,妻の美容整形に反対すると回答した年代別の割合
昨今は美容整形を公表する芸能人やタレントも多く、整形に対する見方や価値観は変化しつつある。調査では、若い世代の整形に対するハードルが下がりつつあることが分かった。
調査は、全国の20〜59歳の既婚男性を対象に、5月30日にインターネットで行った。有効回答数は300人。
- 使いやすさより可愛さ! 台湾で立体型の交通系ICカードが大ヒットするワケ
改札機にかざすだけで列車に乗れ、店舗での買い物にも使える交通系ICカード。カードだから当然、フラットな形をしているが、お隣の台湾では少し事情が違う。フラットではなく、キャラクターなどをあしらった立体型のカードが主流だ。日本でいま話題のヤクルトや、森永のミルクキャラメルの箱を模したものなど、企業とコラボしたユニークなアイテムがそろう。いったい、なぜ作ったのか。そこには、日本企業にも参考になる、常識を覆すものづくりのアイデアと、確たる販売戦略があった。
- 味の素“シンプルすぎる”レシピ 10年前に開発したメニューがいま大人気の訳
味の素が開発したレシピが「シンプルすぎる」と大きな話題を呼んでいる。豚ひき肉のかたまりをマヨネーズで味付けし、そのまま焼くだけ――。Webサイトにアクセスが集中し、一時パンクするほどの注目を集めたレシピは、2010年に開発したもの。なぜいま、反響を呼んでいるのか。開発した経緯などを担当者に聞いた。
- 「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ なぜ人気?
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」――。大手家具メーカーの”看板商品”とも言えるぬいぐるみの人気のわけを探る。
- “ジョジョ立ち”マネキンが脚光 洋服の青山、お堅いイメージ脱する戦略とは?
大手紳士服店の「洋服の青山」がスーツを扱う“お堅い企業”からイメージチェンジを図っている。躍動感あふれるマネキンをショーウィンドウに展示して話題を集めているほか、ツイッターの公式アカウントは直近2年でフォロワー数を20万人以上増やしている。一体、どのような戦略を取っているのか。担当者に話を聞いた。
- 正座で軟禁・盗撮しSNSに投稿…「カスハラ」の深刻な実態と従業員の「怒りの声」
客が悪質なクレームを店側に突き付ける「カスタマーハラスメント」(カスハラ)が深刻度を増している。暴力行為、土下座の強要、無断撮影しSNSに投稿――。度が過ぎた行為に、現場は苦悩を募らせる。体調不良や離職にもつながりかねないカスハラ被害に、有効な手立てはあるのか。鉄道や航空、輸送などの現場で働く人が集い、カスハラの実態と対策について話し合った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.