テスラジャパンは6月10日、ミドルクラスSUV「モデルY」の国内受注を開始した。価格は補助金適用前で619万円から。クレジットカードで注文料を払うことで、Webサイトからオーダーできる。現時点で納車予定は8月。
モデルYは、ロードスター、モデルS、モデルX、モデル3に続く、テスラの5車種目。小型セダンのモデル3をベースに開発され、シンプルなインテリアなどの構成はモデル3に準じている。米国では2020年から販売を開始しており、テスラ車の中で最も人気の車種となっている。
モデル3よりも約10%ボディが大きく、航続距離はわずかに短い。価格の低いRWDモデルでは航続距離は507キロ。AWDのパフォーマンスモデル(809万円)では595キロとなっている。他のテスラ車同様、3.7秒で時速100キロまで加速できるなど、パフォーマンスの高さを特徴としている。
米国ではパフォーマンスモデルは6万7990ドルとなっており、為替レートは税込みで約119円の計算だ。また、オートパーキングやオートレーンチェンジ、サモンなどの機能を含む「フル セルフドライビング ケイパビリティ」は87万1000円のオプションとなっている。
米国に続き、この春には欧州でも納車がスタートした。今回、日本だけでなく、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールとアジア全域で受注が開始となった。
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