太陽光を反射した光やゆずのアロマで演出した「光の廊下」を抜けると、ソーシャライジングエリア「浮島」が見えてくる。このスペースは社内外の人が交流・共創するためのエリアとし、3つのエリアをゆるやかにカーテンで仕切り、一つひとつを独立して活用することも、複数のエリアを使ってカンファレンスを開催することも可能とした。
同フロアには、来客者用の喫煙所を配置している。エリアのデザインにあわせ、たばこの煙がアートに見えるよう、ガラス面にスモーク装飾を施した。また、この喫煙所では実証実験を行っていた。
喫煙所内に映像や音を流しアロマをたくことで、喫煙中にどれだけリラックス効果が高まるかを官能評価により検証している。
「粋場」と称したカウンターには専門技術者が常駐。オンラインイベントなどで使うデジタル機器の管理や貸し出し、技術サポートを行っている。また、キッチンスペースも併設し、加工食品事業の試食会、コーヒーイベントなども開催できるようにした。
その先には、社員食堂「八雲」を配した。1000人近くが収容可能で、浮島と合わせると本社社員全員が集まれる。食堂の隣には、個室食堂「ひととき」を完備。現在はコロナ禍で昼のみの営業だが、コロナ収束後は夜の営業も再開する予定。夜の営業では酒も提供し、社内外での懇親会に使用できるという。
旧本社から目と鼻の先に移動したJT 担当者が「単なる引越しじゃない」と話すワケ
「紙巻たばこNO」→「専用ブース設置」に転換 銀座ルノアールを動かした「お前もか」の声
「住みたい街」常連の恵比寿が転落! 2位の吉祥寺は今後“ジリ貧”? 専門家が指摘する“なるほど”な理由
「プラスチック新法」に対応したらアメニティーが“ごっそり”盗まれた? 対応に右往左往する現場のリアル
ドーミーインのこだわりは「大浴場」だけじゃない 店舗数拡大でも維持する「水風呂」と「朝食」の質Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング