旅のサブスク「HafH(ハフ)」の運営などを手掛けるKabuK Style(長崎市)と日本航空(JAL)は、「航空サブスクサービス」の実証実験を実施する。2021年に引き続き第2弾となり、6月22日に参加者の募集、予約を開始するという。
「航空サブスクサービス」は、HafH会員専用で、同実証実験専用の3つのプランを選択することにより参加可能とした。募集人数は、先着1000人とし、申込期間は6月22日〜7月31日、航空券予約申請期間は6月22日〜9月22日、対象出発日を7月1日〜9月30日としている。
KabuK Styleの広報担当者は「前回21年8月の募集時には300人の定員が開始後すぐに埋まり、200人を増員したものの、これも即日で完売しました。大きな反響があり、ニーズを感じています」と話す。
対象プランは、「JALで行く旅ライト」(月額2万9800円)、「JALで行く旅スタンダート」(月額3万9800円)、「JALで行く旅プレミアム」(月額8万2000円)となり、いずれも3カ月の継続を必要とした。
同実証実験では、プランごとに付与されるHafHコインを使用し、航空券と宿泊を予約する。HafHの宿泊とのセットを条件とし、航空券予約申請は1区間350〜600コインの使用とした。
また参加者は、初月に付与される「旅ガチャチケット」を使って1回、それ以降はHafHコインを300コイン消費し、片道航空券を1枚入手できるガチャをひけるようにしている。さらに1200コインで、5枚の片道航空券がゲットできる「JALで行く5連周遊旅ガチャ」も用意した。今回の実証実験では、JALのマイルの付与はないという。
両社は、同実証実験を通じ、新たな移動需要創出に向けた航空サブスクサービスへのニーズなどを検証、把握するためにデータ収集を図るとしている。
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