楽天ペイメントは6月17日、コード決済「楽天ペイ」の加盟店向け決済手数料のキャンペーン期限を延長し、12月31日までとすることを発表した。
このキャンペーンは、加盟店が通常3.24%の決済手数料を支払うところ、年商10億円以下の中小新規加盟店に限り手数料を全額キャッシュバックするもの。これまで9月30日までを期限としていたが、「キャンペーン前と比較して申し込みが約10倍」(楽天ペイメント)と好評なため、延長を決めた。
競合となるコード決済事業者は、加盟店拡大のためにサービス開始から決済手数料を無料としてきた。PayPayをはじめd払いやau PAY、LINE Payなど多くが手数料有料化に舵を切った2021年10月のタイミングで、楽天ペイは手数料無料キャンペーンを開始した。
MMD総研が1月に発表した「2022年1月スマートフォン決済利用動向調査」によると、最も利用しているQRコード決済は、1位のPayPayに、d払いと楽天ペイが続いた。21年7月との比較では、楽天ペイの増加率が1.9ポイントと最も高くなっていた。
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PayPay、10月から決済手数料有料化1.6%に 他社を大きく下回るCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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