ということでミクシィは、主力のモンストの業績が悪化する中で減収減益となっていました。まだまだ利益は出ていますし、今後もある程度は安定して利益を出せると考えていますが、成長性があるかといえばそうではないでしょう。さらに現状はモバイルゲームで新しいヒット作を出すのも難しくなっています。
そんな中で次の柱と考えているのがスポーツ事業です。オンライン化が進む中で、公営ギャンブルやスポーツチームの運営といった、ポテンシャルを十分に生かしきれていない分野への投資を進めています。
SNSやゲーム事業を通じて得た知見も生かせると考えられますから、スポーツ事業からの成長は期待できそうです。
決算は現場にある1次情報とメディアで出てくる2次情報の中間1.5次情報です。周りと違った現場により近い情報が得られる経済ニュースでもあります。上場企業に詳しくなりながら、決算書も読めるようになっていく連載です。
voicy:10分で決算が分かるラジオ、note、Twitter、YouTube
「スイッチ買ったばかりなのに、もう次のハードが出るの?」 任天堂を悩ます次世代機の投入タイミング
4年間で15%→36%に カプコンの営業利益率はなぜ急上昇したのか
リアルマネートレードを収益化? スクエニがブロックチェーンゲームの本命といわれるワケ
サイゼリヤがコロナ前をはるかに上回る利益水準になった理由
コメダ珈琲は、なぜコロナの悪影響をあまり受けなかったのか?
マクドナルドのテークアウト/デリバリー成功の要因はどこにあった? 絶好調で時短協力金も辞退
吉野家は、飽和する国内市場でなぜ郊外と女性に目をつけたのか?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング