卸売業などを営む喜喜(横浜市)は、総合格闘家の朝倉未来(あさくら・みくる)氏初のNFT「朝倉未来:Meta Battle NFT」を世界同時リリースすると発表した。
朝倉氏は、プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー氏と格闘技イベント「RIZIN」で対戦することを発表した総合格闘家だ。実業家や歌手としても活躍していて、登録者数243万人(2022年6月現在)を誇るYouTuberでもある。
「朝倉未来:Meta Battle NFT」は力強い格闘シーンをモチーフとした朝倉氏のシグニチャーポーズがコレクトできるスペシャルNFTカードだ。デジタルアート販売プラットフォーム「CROSS VERSE」とタッグを組み、Discord公式サイトで3045枚の数量限定で販売を予定している。予定の価格は0.15ETH(イーサリアム)。
「朝倉未来:Meta Battle NFT」の構成(ステージ)は2つに分けた。第1ステージではミステリーボックス形式でNFTカードを販売。朝倉氏の戦闘シーンや技などのポーズをアニメーションカードとしてコレクトできるようにしている。
販売される全てのNFTは「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4つのレアリティにランクが分かれており、「ゴールド」と「プラチナ」を引き当てたNFT購入者に、第2ステージへ進む権限を与える。
第2ステージでは、レアカードを引き当てた購入者に、メタバースの世界で朝倉未来3Dアバターと対決できるゲームへの参加権限を与える。
InstagramなどSNSの普及により、著名人やアーティストにとっては世界中に作品を発信する環境が整った。「NFTアート」の流行など、一般層のアートに対する興味も高まっている。時代を代表する格闘家でありYouTuberでもある朝倉氏のNFT発売によって、売り上げをどれだけ伸ばせるか注目だ。
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