5位は「白石由竹」(ゴールデンカムイ)だった。アイヌの金塊の隠し場所を示す「刺青人皮」を持つ囚人の1人。体の関節を自在に外す特異体質を生かし、刑務所からの脱獄を繰り返すことから「脱獄王」の異名を持つ天才脱獄犯。北海道の網走監獄に収監されていた。
回答者からは「ゴールデンカムイは死や戦いなど心が痛くなる回もあるが、白石がでてくることで漫画全体の雰囲気が明るくなる。脱獄王としても不可欠な存在であるので、バイプレーヤーだと感じる」(20代女性)といったコメントがあった。
「白石由竹」(ゴールデンカムイ)と同率で5位だったのは、「毛利小五郎」(名探偵コナン)だった。「毛利探偵事務所」の私立探偵で、前職は刑事。毛利蘭の父かつコナンの保護者でもあり、通称「眠りの小五郎」呼ばれている。
回答者からは「小五郎のお陰でコナンが事件の解決を代弁して、みんなに伝えることが出来るから。小五郎の人脈とマヌケなところなどどれか1つでも欠けていたら、いくらコナンが優秀でも事件の真相を伝えることが出来ない。愛されキャラで嫌味がないところもいい」(40代女性)といった意見が見られた。
上記2キャラクターと同率5位だったのは、「灰原哀」(名探偵コナン)。「黒ずくめの組織」の元メンバーで、コードネームは「シェリー」だった。本名は宮野志保で、コナンと同じく身体が幼児化している。
回答者からは「ヒロインの毛利蘭とは違う立ち位置でいながら、コナンの正体を知っている点や黒の組織にいた過去などからコナンとの距離も近く、ホームズとワトソン博士の関係を想起させる。灰原自身も作品が進むにつれ、心を開き明るい性格に変化している点からも名脇役として、作者からも描かれているといえると思う」(20代男性)といった意見があった。
同率5位を獲得した4キャラクター目は、「銭形警部」(ルパン三世)だった。本名は銭形幸一で、ルパン三世の逮捕に命を燃やす警察官(警部)で、仕事熱心な正義漢だ。
回答者からは「銭形警部が居ないルパンなんて考えられない。名言も多く、たまに心にグッとくることを言っていて印象に残っている。ルパンを捕まえたい気持ちを大きいが人間味があって性格も好き。パチンコ・スロットでも銭形警部を主役級に扱っているものもあり、主役級の名脇役だと思う」(30代女性)といったコメントが寄せられた。
調査は5月13日〜19日の間、インターネットによるアンケートにて実施。調査対象者は10〜70代の男女とし、319人(男性45.8%、女性53.9%、その他0.3%)から回答を得た。
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