東京都は6月29日、育休(育児休業)の愛称が「育業」に決まったと発表した。育休の愛称を5月末まで公募していた。都は愛称発表とともに、育業の取得を応援する企業・団体の募集を同日から開始。取得率向上を目指す。
都によると、「業」には「仕事」という意味に加え、「努力して成し遂げること」の意味があるという。「苦労も大きいが、その分、幸せも大きいのが育児」として、採用した。4月末から5月末まで公募し、8825件の応募の中から、サイボウズの青野慶久社長やワーク・ライフバランスの小室淑恵社長、タレントの杉浦太陽さんら9人の選考委員と小池百合子都知事が検討し、愛称を決定した。
厚生労働省が2021年7月に発表した「令和2年度 雇用均等基本調査」によると、女性の育休取得率は81.6%(20年度時点)。これに対し、男性の取得率は12.65%(同)にとどまり、男女間で取得率に大きな差がある。このため、都は愛称の決定や関連事業の推進で、取得率向上を目指す方針。
「育児は、未来を担う子供を育てる大切で尊い仕事。業務にチームワークが重要であるように、育児には周囲の協力が不可欠で、育児休業には職場の理解も必要。『育児のために仕事を休む』のではなく『大事な仕事である育児に取り組む』と考えるマインドチェンジを進め、男女を問わず望む人誰もが『育業』できる社会を目指す」(東京都)
育業の応援キャンペーンを実施するイベント事業者を現在募集している。
ソニーの「着るエアコン」“バカ売れ” 猛暑追い風に「想定以上で推移」
野村総研、「テレビ消せばエアコンの1.7倍の節電効果」レポートに注意喚起 「11年前とは家電の性能が異なる」
ダイキンが推奨するエアコンの風向きは? 節電のコツは「温度ムラの抑制」
充電不要のネッククーラー「ひえリング」登場 28度未満で自然凍結、90分間涼しさ持続
屋外でのマスク着用は「不要」 厚労省、熱中症リスクで注意喚起
宝島社の書籍『年収200万円で豊かに暮らす』が物議 Twitterで「暮らせるわけない」などの声 「年収200万円」の国民構成比は?
憧れの腕時計ブランド人気ランキング 3位「カルティエ」、2位「オメガ」、1位は?
PC版Webブラウザの世界シェアランキング 3位「Safari」、2位「Edge」、“圧倒的王者”のシェア率は?
Webブラウザの世界シェアランキング 3位「Edge」、2位「Safari」、“圧倒的王者”のシェア率は?
「Internet Explorer」サポート終了に自治体「なんで急に」報道 Twitterで「さすがに草」などの声
「Internet Explorer」の次は「Windows 10」に要注意? マイクロソフトが心配する次の危機
就活戦線に異状あり──10年前の人気企業がTOP10から“消滅”した理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング