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セコマの店内調理「ホットシェフ」　なぜ道民に愛されるのか：顧客満足度が最も高いコンビニ（3/4 ページ）

» 2022年07月11日 05時00分公開

低価格・高品質を担保できるワケ

　ホットシェフのもう1つの魅力は「おいしさ」「低価格」だろう。丸谷会長は低価格・高品質を担保できる理由を「サプライチェーンの影響が大きい」と話す。

　「セイコーマートでは、自分たちで原材料を調達し、ほぼ全てを自分たちの工場で製造しています。さらに、パッケージも自分たちで製造し、物流も自分たちで行っているので、中間マージンをかけずにコストを抑えています。商品開発でも、カツ丼のたれ、ドレッシングなど1つ1つにこだわって作ることができており、おいしさにつながっていると考えています」（丸谷会長）

セコマは原材料生産、物流などすべてを内装している（公式Webサイトより）

セコマの事業領域（公式Webサイトより）

　昨今の原材料費上昇の影響で、ホットシェフ商品も一部値上げを実施したが、値上げ後も販売数量は伸び続けたという。市場と比較して価格の手軽さを意識しているため、「他より安い」ということが影響したのだろう。

値上げしても販売数量が伸びたフライドチキン（価格は店舗により異なる場合がある）

ホットシェフは全体売上の何割？　

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