上半期の流行語大賞、上位に「ギャルピース」「平成レトロ」 空前の平成初期ブーム(2/3 ページ)

» 2022年07月28日 20時30分 公開

「モノ部門」1位は「SPY×FAMILY」

 「モノ部門」1位は「SPY×FAMILY」、2位は「生ドーナツ」、3位は「ギャルピース」だった。

 1位の「SPY×FAMILY」は、Netflixで6週連続1位を獲得。漫画配信サービス「少年ジャンプ+」では、総閲覧数が4億PV超えを記録した22年上半期の女子高生を象徴するコンテンツだ。また「コトバ部門」2位に入った「アーニャ」は本作の登場人物で、アーニャのかわいさにはまってしまった女子中高生が多く、TikTokの音源としてもバズった。

「SPY×FAMILY」」(集英社公式サイトより引用)

 2位の「生ドーナツ」は、人気の「アマムダコタン」の新店舗「I'm donut?」から人気となり、女子中高生の支持を集めた。 また多くの飲食店が新商品として生ドーナツを販売し始め盛り上がりが加速している。

I'm donut?」の「生ドーナツ」(同店のInstagramより引用)

 3位の「ギャルピース」は、ピースを逆さにしたポーズで、Tiktokで 「今一番流行りのポーズ」と女子中高生から高い評価を得た。 90年代にも同様のポーズが流行し、Z世代がY2K(2000年代)に注目していることがうかがえる。

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