「アプリ部門」1位は「SHEIN」、2位は「Picsart」、3位は「charging play」だった。
1位の「SHEIN」は、海外通販アプリで昨年3位にランクインし、今回1位となった。値段の手頃さから人気があり、インフルエンサーを起用したプロモーションから「YouTubeを見てると欲しくなる」というファッション好きの女子中高生の意見が多く見受けられた。
2位の「Picsart」は写真・動画加工アプリだ。「Instagram」に投稿する際に、渦巻き加工を利用するのが特に人気で、「Instagram」が手放せない女子中高生から支持を集めた。
3位の「charging play」は「Tiktok」でバズった、充電すると動画が自動再生されるアプリである。充電する際のアニメーションがかわいすぎると話題になり、自身で編集した動画も自動再生に追加できることも人気の要因となった。
「コトバ部門」1位は「平成レトロ」、2位は「アーニャ」、3位は「ギャル超かわいい」だった。
1位の「平成レトロ」は、平成ギャルを始めとした平成初期ブームが本格的なものとなって1位となった。「モノ部門」3位にランクインした「ギャルピース」や、「ルーズソックス」など、世界中で流行しているY2Kが女子中高生の流行の一つとなっている。
2位の「アーニャ」は、「モノ部門」1位だった「SPY×FAMILY」のキャラクターである。「TikTok」でアニメ内のアーニャ声を使用した音源などが作られ、有名インフルエンサーが音源を使用することが多く、その盛り上がりから「今一番コスプレしたいキャラ」という女子中高生の意見が多く聞かれた。
3位の「ギャル超かわいい」は、TikTokでバズった「ギャル超かわいい 遊びたいかわいい子がいい」という音源から生まれた言葉。音源を使用した投稿数は170万投稿を超え、世界中でバイラルすることに成功した。「ギャルピース」と共にプリクラの落書きとして使用する女子高生が多い。
AMFは、「22年上半期の流行をふり返ると空前の平成初期ブームで、『ギャルピース』や『平成レトロ』などを中心に平成カルチャーに多くの女子中高生が熱狂していることが分かる結果となった」とコメントした。
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