実は17年にも、ドン・キホーテは50インチのチューナーレステレビを発売しているが、今回のような話題にはならなかった。
パソコンやゲーム機を接続するといったチューナーレスでのニーズは以前からあり、16年には家電ベンチャーのUPQやDMMが50インチの4Kディスプレイを発売。また日本向けのテレビ電波を受像できないことから、韓国国内用のテレビをモニターとして販売しているネットショップもあった。
とはいえ当時の大型4Kディスプレイと、今、注目を集めているチューナーレステレビには大きく異なる点がある。それがYouTubeやNetflixなどの動画配信サービスを視聴できるスマート機能の有無だ。このスマート機能の搭載がブレイクスルーだったといえる。
ドン・キホーテのチューナーレス スマートテレビには、標準でAndroid TVが搭載されており、この製品だけで、YouTubeやNetflixなどが見られる。まさにリモコンひとつで、動画配信サービスだけを楽しめる製品なのだ。「テレビ放送は不要」と考えれば割安で購入できる点が人気となった。そしてこの安さには、もう1つの意味がある。
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