経営コンサルティング事業を手掛ける識学(東京都品川区)は、「研修に関する調査」を実施した。その結果、55.0%が「これまで受けた研修で無駄だと思った研修がある」と回答した。
研修を無駄だと感じた理由を聞くと、「既に知っていることだったため」が50.3%で最多だった。次いで「関わっている業務で役にたつ場面がなかったため」(47.9%)、「拘束時間に見合っていない内容だったため」(32.1%)という結果に。
オンライン研修中に「ながら作業」をしたことがあるか聞くと、管理職では66.9%が、一般社員では66.0%が「ある」と回答した。具体的に何をしていたか聞くと、「テレビを見ていた」(男性、29歳)、「他の仕事をしながら研修を受けていた」(男性、48歳)、「SNSや動画を見たり横になったりしていた」(女性、30歳)などの意見が挙がった。
調査は6月28日、従業員数10人以上の企業に勤める20〜59歳の男女で、直近3年以内に会社で研修を受けた人を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は300人。
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