ハラスメント問題やコンプライアンス問題に詳しい弁護士・佐藤みのり先生が、ハラスメントの違法性や企業が取るべき対応について解説します。ハラスメントを「したくない上司」「させたくない人事」必読の連載です。
前編や中編で見てきたように、何らかの問題を抱えた従業員に対する指導などが、ハラスメント問題に発展するケースは多いです。
今回は問題のある従業員へのパワハラ第3弾として、職場の同僚などを過剰に攻撃し続け、トラブルを起こす従業員について取り上げます。こうした従業員のことを、世間では「モンスター社員」と呼ぶようです。会社はいわゆるモンスター社員に対し、どのように関わっていけばよいのでしょうか。
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