同社は、メイプル超合金のカズレーザーさんをCOO(チーフおそうじオフィサー)、安藤なつさんをCOO秘書に起用した。見澤社長は、起用の狙いを話す。
「過去にも柴田理恵さんなどを起用し、それぞれテーマを決めてCMを打ってきました。ハウスクリーニングは『どこの会社も同じで違いが分からない』というお客さまが少なくありません。それをどうマーケティングによって訴求すればいいのかを考えた際、説得力のある方という声が社内から上がりました。その中でカズレーザーさんが、そういうイメージを持っている方だと考えました」
確かに「仕事ができそうなタレントランキング」で、カズレーザーさんは櫻井翔さんと並び、男性1位を獲得している。
記者発表ではメイプル超合金の2人が「夏に向けてのエアコン掃除の重要性」について、完全分解洗浄を含めプレゼンした。
安藤さんは介護の本(『知っトク介護 弱った親と自分を守るお金とおトクなサービス超入門』(KADOKAWA))を出版するなど、介護歴約20年のベテランでもある。介護現場ではエアコンがどれくらい重要かを聞くと、「高齢者になると体温調節がしづらいので、空調は非常に大事でした。状況を聞きながら温度を変えていましたね」と話す。
カズレーザーさんは、特にエアコン掃除について以下のように説明した。
「おそうじ本舗と横浜国立大学との共同研究によると、一般のエアコン清掃会社が採用している従来のエアコンクリーニング手法では、カビや細菌などを含む汚れがエアコン内部に約3分の1残っているという結果が出ています。特に、エアコン内部にある水をためるドレンパンには、カビや汚れが付着している他、送風ファンにもほこりとカビがこびりついています」
そこで強調したのが、フィルターやアルミフィンの奥にあるドレンパンと送風ファンまで洗う完全分解洗浄だ。
国内には100種を超えるエアコンが出回っている。だが、1度全てを分解して元に戻せる業者は少ない。同社は50を超える最新機種のエアコン設備を備えた研修施設を持つ。担当者はその研修施設でさまざまな訓練ができるようになっているという。これにより、担当者が各家庭に設置されているあらゆるエアコンに対応できるようにした。
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