消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
リクルート(東京都千代田区)が発行する旅行情報誌「じゃらん」は、子どもを持つ親約1000人にアンケートを実施し「子どもの学びになりそうな工場見学ランキング」を発表した。1位は「造幣局さいたま支局」(埼玉県)、2位は「JAL工場見学〜SKY MUSEUM〜」(東京都)、3位は「元祖食品サンプル屋 食品サンプル製作体験」(東京都)となった。
1位は「造幣局さいたま支局」は、全国に3カ所しかない貨幣の製造工場の1つ。貨幣や勲章の製造工程をガラス越しに見学できる。
併設の博物館では最先端の偽造防止技術など、日ごろ使っているお金に関して楽しく学べる機会を提供しているほか、日本で開催された過去のオリンピック大会の入賞メダルや記念貨幣なども展示している。見学は大阪本局と広島支局でも実施している。
ランキングの2位は、空の仕事とJALの歴史に触れることができる「JAL工場見学〜SKY MUSEUM〜」。
JALで働くスタッフの仕事紹介や資料展示をはじめ、コックピットの雰囲気を味わえるシミュレーターや客室座席に座ることもでき、記念撮影も楽しめる。さらに格納庫では、整備中の迫力ある飛行機を間近で見学することができる。
3位は創業90年の食品サンプル専門店で、食品サンプル作りが体験できる「元祖食品サンプル屋 食品サンプル製作体験」。
体験では昔ながらのろうを使った製法で、天ぷら2品とレタス1個の製作ができる。体験メニューは季節や店舗によって異なる。
4位には、横浜市と大阪府に2拠点がある「カップヌードルミュージアム」がランクインした。インスタントラーメンにまつわる展示や体験工房などを通じて、発明・発見の大切さについて学べる体験型ミュージアムで、チキンラーメンの手作り体験や、マイカップヌードルを作ることができる工房なども備えており、大人から子どもまで学び楽しめる施設となっている。
5位には今年4月に新設した体験型見学施設「ANA Blue Hangar Tour」(東京都)が入った。実際の部品や工具に触れられるコーナーや整備作業を模した体験ゾーンなど、飛行機や整備業務を身近に感じられる内容となっている。
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