スマートフォン市場が踊り場を迎え、大手メーカーの出荷台数が軒並み減少する中、中国のシャオミ(小米科技、Xiaomi)が8月11日に折りたたみスマートフォンなど新製品を一挙に発表した。
2021年にスマートフォンのシェアを大きく伸ばし、EV(電気自動車)への進出も宣言したシャオミだが、昨年の快走は、ライバルであるファーウェイ(華為技術)の失速という“漁夫の利”感が強かった。
スマートフォン、EVという強力な競合がひしめく業界で勢いを継続できるのか、今年から来年にかけてが正念場となりそうだ。
折りたたみスマートフォン市場では“世界最薄”のシャオミだが、今年から来年が、正念場となりそうだ
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中国のIT企業は、桁外れのボーナスを奮発することがある。最近は、ファーウェイの失速で漁夫の利を得ているスマホメーカーのシャオミが、1人当たり3億円を超える特別ボーナスを支給し話題になっている。中国のメガIT企業が何かの節目に特別ボーナスを支給するのは、珍しいことではない。
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アップルが9月14日、iPhone 13シリーズを発表した。同社にとって中国の重要性はマーケット、生産拠点の両面で年々高まり、今年第3四半期の売上高に占める中国の割合は18%に達した。「新規性がない」との声も多かったiPhone 13だが、予約開始時にはオンラインストアが一時ダウンし、予想以上の好調を見せている。
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2019年に米国に輸出規制を発動され、「生存」が最重要ミッションとなったファーウェイが21年決算を発表した。売上高は前年比28.6%減だが、純利益は同75.9%増で過去最高。カナダで3年近く軟禁生活を経た孟晩舟副会長が、4年ぶりに決算会見に出席し、最悪期を脱したことを示唆した。
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