働き方に対する現場の疑問を、岸田鑑彦弁護士がQ&A形式で回答します。回答を見るには、会員登録が必要です。「ITmediaビジネスオンライン 総務・人事通信」と合わせてお読みください。
Q: 営業事務のAさんからセクハラ相談窓口に相談がありました。「営業部長から『キスがしたい』『今日はどんな服装? スカート希望』など卑猥(ひわい)な内容のメールが送られてきます。帰る方向が一緒なので駅で待ち伏せもされたこともあります。自宅も知られているのでストーカーまがいのことをされないか心配です」という内容で、確かにそのようなメッセージを受け取っていることが確認できました。
営業部長にヒアリングをしたところ「実はAさんとは不倫関係ではあるものの、交際をしていた。そのメッセージも交際時のもの。最近、Aさんから夫にバレそうになったので関係を解消したいと一方的に言われた。配偶者がある身でこんなことを言うのは恥ずかしいが、本当にAさんを愛している。やり直したいと思ってアプローチをしただけであり、セクハラではない」とのことでした。
どうやら直前まで不倫関係にあったことは事実のようです。このような場合、セクハラに該当するのでしょうか? 不倫は個人の問題なので会社は関与しない方が良いのでしょうか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング