カッパ・クリエイトは9月14日から定番メニューを改定し、「一皿100円(税込110円)」商品を大幅に拡大する。大手2社が脱100円に向けて動いていくなか、かっぱ寿司は100円メニューを増やすことによって差別化を図っていく。
同社は2021年5月に「回転寿司屋から寿司屋品質へ」の改革を掲げて以来、ネタだけでなくシャリやわさびなども含めてすし全体の完成度を高める商品開発に取り組んできた。
新たな定番メニューでは米を山形県産ブランド米「はえぬき」の単一使用に変更したほか、わさびも本わさびの調合を増やし、よりすしを引き立てる味わいを目指した。シャリに使用する酢は、米酢・五穀酢・醸造酢の3種類をオリジナル調合し、東日本と西日本、地域の好みに合うようお酢の配合を調整。しょうゆも東日本と西日本で異なるしょうゆを導入した。
「一皿100円商品」は新たに30商品追加する。「一皿100円商品」は合計84(西日本では83)商品の豊富なラインアップをそろえた。定番の「まぐろ」「活〆はまち」「サーモン」「えび」に加え、「ねぎとろ ねぎ塩ペッパー包み」「真いか ザク旨ラー油」「とろろ牛しぐれ煮軍艦」などの創作ずしも提供する。
他にも、浜焼きのタレとマヨネーズをかけて炙った「浜焼き風 青森県産ホタテ」が好評であることを受け、「えび」「真いか」「玉子」の“浜焼き風”メニューも新たに開発した。
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