今回、iPhone 14の発表では、アップルの製品投入に関する転換が見られた。Proシリーズが大きく変化したのに対し、iPhone 14のほうはマイナーチェンジにとどまったことだ。これまで世代ごとに新しくなってきたチップも、iPhone 14では更新を見送った。コロナ禍以降続いてきた、半導体不足が影響しているのか、それとも価格を抑えるためか、少なくともスマホの進化のペースダウンを感じる。
もう1つが価格だ。インフレが続く米国だがドル建て価格はiPhone 13を引き継いだ。そして急速な円安が進む日本においても値上げ幅を抑えてきた。つまり、インフレと為替を考慮に入れれば、実質値下げともいえる。
もっとも円建てとドル建て価格からiPhoneの適用為替レートを計算すると、iPhone 14/Proともに149.9円となっている。少なくとも、世界的に見て日本のiPhoneが割安という状況は是正された。
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