顧客満足度に関する調査およびコンサルティングの専門機関、J.D.パワージャパンは「2022年 日本自動車初期品質調査」の結果を発表した。調査結果によると、「ダイハツ」がブランド総合1位となり、4セグメントでダイハツモデルが首位を獲得した。
2022年の業界平均は138PP100(車両100台当たり138箇所の不具合指摘数)となり、21年の137PP100とほぼ同水準の結果となった。
ランキング対象のブランド中、最も不具合指摘が少なかったのはダイハツで116PP100となった。また、ダイハツはセグメント別ランキングでも、8セグメント中4セグメントで首位を獲得した。次いで、ホンダ(126PP100)、スズキ(131PP100)となった。
ラグジュアリーブランドではレクサス(169PP100)の不具合指摘が最も少なく、メルセデス・ベンツ(175PP100)、BMW(176PP100)と続いた。ラグジュアリーブランドの平均は176PP100だった。
一方、9カテゴリー中で最も不具合指摘が多かったのは、21年に続き、「インフォテインメント」だった。「車載ナビゲーションシステム」「タッチスクリーン」「車載音声認識」において、分かりにくい、使いにくいといった不具合指摘が多かった。
また、最も多かった不具合指摘項目は「車線逸脱ワーニング/レーンキープアシスト」の「警告がわずらわしい」であり、2年連続で最多不具合指摘項目であった。
調査は、18歳以上の新車購入後2〜13カ月経過したユーザー2万797人を対象に実施した。調査期間は5〜6月。
カテゴリーは、「外装」「走行性能」「装備品/コントロール/ディスプレイ(FCD)」「運転支援」「インフォテインメント」「シート」「空調」「内装」「パワートレイン」の9つ。全ての不具合項目は車100台当たりの不具合指摘数として集計され、スコアが低いほど不具合指摘が少ない(品質が高い)ことを示す。
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