4位は、欧州で唯一トップ5にランクインしたフランスだ。おしゃれな街の代表格パリ、ワイナリー巡りを楽しめるブルゴーニュ、リゾート地として人気の南仏といった人気観光地が目白押しとなっている。
早くからワクチン接種証明書も不要で、渡航条件はコロナ前同様に緩和されている。海外からの訪問者数は、コロナ前の7割以上の水準に回復し、マスク規制もない。一方で、燃油高の影響を大きく受け、ウクライナ情勢による航路変更で、フライト時間が通常より2〜3時間長くかかる点が日本からの渡航者にとっては懸念点になりそうだ。
同率4位は、マレーシア。都会の観光を楽しめるクアラルンプールや、ペナン島、ランカウイ諸島などの美しい島々が人気を集める。
入国時のPCR検査は不要だ。やや円安の影響を受けているものの、もともとの物価水準はタイよりさらに低く、物価上昇率も調査対象国の中で最低水準のため、現地滞在費を抑えられる点が魅力となる。屋内や公共交通機関におけるマスク着用は必要だ。
当調査は、18の国・エリア(日本人渡航者上位20の国・エリアのうち、観光入国がまだ認められていない中国と台湾を除いた国)を対象に実施。6つの指標(渡航条件、フライト時間、燃料高、滞在費用(物価・為替)、訪問者数回復、マスク規制)をもとに評価した。
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