昨今、バックオフィスにおけるSaaSの導入が盛んだ。経理、人事、総務、法務などなどさまざまなSaaSが登場し、しのぎを削っている。こうしたSaaSを最も活用しているのは、既存のオペレーションに縛られないスタートアップ企業だろう。
急成長スタートアップは、どんなバックオフィスSaaSを導入し、どう活用しているのか。今回は、請求書や経費精算などのバックオフィスSaaSを手掛けるLayerXに聞いた。
LayerXは2018年8月創業。当初はブロックチェーン技術やビジネスのコンサルティングを手掛けていたが、21年に請求書受け取りサービスに参入。またたく間にこのジャンルで急成長した。
サービスブランド名を「バクラク」に変えてからは、「バクラク請求書」「バクラク電子帳簿保存」「バクラク経費精算」「バクラクビジネスカード」と矢継ぎ早にプロダクトを投入。現在は、法人の支出を効率化することを目指す、法人支出管理(BSM)SaaSへの展開を目指している(記事参照)。
創業丸4年となる同社の社員数は120人。20年はまだ40人を切っていたが、バクラク事業の開始とともに急成長した。そんな同社のバックオフィスSaaSは、会社の成長に伴って随時入れ替えを行ってきたものでもある。
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