「810円」のカレーも売れた セブン、「カレーフェア」に手応え今年に2回実施(2/2 ページ)

» 2022年09月21日 12時47分 公開
[昆清徳ITmedia]
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第2弾の商品の特徴

 第2弾の「カレーフェス」は、「ルー・ド・メール監修 特選スパイシービフカレー」(810円)、「魯珈監修 ろかプレート」(702円)、「銀座デリー監修 カシミールカレー」(594円)、「エリックサウス監修 チキンビリヤニ国産米使用」(669円)、など全11アイテムを投入した。魯珈とエリックサウスは初監修となる。

 「ルー・ド・メール監修 特選スパイシービーフカレー」は、国産の牛肉を使用している。赤ワインや香味野菜とともに煮込むことでうまみが増すようにした。また、夏らしくさわやかさな風味にするために、カイエンペッパーを使用しているのも特徴だ。

第2弾の「ルー・ド・メール監修 特選スパイシービフカレー」(810円)

 「魯珈監修 ろかプレート」は、本格カレーと魯肉飯が有名な「SPICY CURRY 魯珈」(東京都新宿区)が監修した。お店のスパイスと同じ配合にしているのが特徴だ。

第2弾の「魯珈監修 ろかプレート」(702円)

 「銀座デリー監修 カシミールカレー」は、セブンの公式Twitterアカウントが「非常に辛いので辛さが苦手な方はご注意ください」と注意喚起するほどの辛さが特徴だ。銀座デリーの初代店主は、「もっと辛いカレーが食べたい」というお客の声に応えてカシミールカレーを1960年に開発したという。同店では「辛いけどうまい」「さらさらだけど濃厚」「毎日食べたくなる」といったことを目指して日々提供している。今回発売したカレーは、セブン側が何年もかけて店の味に近づけるために開発を続けてきた結果だという。

第2弾の「銀座デリー監修 カシミールカレー」(594円)

 「エリックサウス監修 チキンビリヤニ国産米使用」は、スパイシーなインド風炊き込みご飯だ。ビリヤニは香りが重要なので、蓋を開けた瞬間に刺激的かつ華やかな香りが伝わるように開発した。ビリヤニにはインド米(長粒米)を使用することが多いが、本商品には国産米を用いた。日本米ならではのふわっと感、パラパラ感を追求した。

第2弾の「エリックサウス監修 チキンビリヤニ国産米使用」(669円)

 同フェアではおむすびなども扱ったが、専門店とコラボしたカレーの販売が伸び、チルド弁当全体の売り上げを押し上げた。また、800円を超えるカレーも利用客に支持されたという。

 コンビニでも高額なカレーが売れるようになる日は近いか。

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